例えばの話ですが・・・
夫に怪しい行動を感じた奥様が、自分自身で調査をし、夫の不倫の確実な証拠を掴み、夫に協議離婚を迫ったとしましょう。
夫も素直に認め、奥様の言うがままの慰謝料と財産分与を支払い、お子さんにも養育費の支払いを約束したうえ、協議離婚が成立。さらに奥様は、夫からの情報と証拠をもとに、夫の不倫相手にも慰謝料を請求、不倫相手も満額を支払った・・・
なんてことは、まずありません。
なぜなら、ほとんどの場合は、証拠が「確実な」証拠とは言えないものだからです。
・口紅がばっちり付いていても・・
「歩きスマホの女性とぶつかった」
・財布にホテルの割引券が・・
「拾った」
・メールで女性から「キモチ良かった・・」
「肩を揉んであげただけ」
夫は何とでも言い訳をするものです。
では、「確実な証拠」とは、いったいどんな証拠でしょうか?
代表的なものを二つあげるとすれば、
・不倫相手と「ラブホテル」に出入りする場面を捉えた写真もしくは動画。
→「ラブホテル」は「その行為をする場所」と客観的に推定されるからです。
・不倫相手の「自宅」に長時間滞在している事が明らかな写真もしくは動画。
→長時間の滞在が「男女の行為として明らかに不自然」と客観的に推定されるからです。
逆に言えば、
「一緒に仲睦まじそうに飲食をしていた」
「手をつないで歩いていた」程度では、全く確実な証拠とは言えず、
「路上でキスをしていた!」でも、離婚原因として十分とは言えません。
最初の例え話では、「奥様が確実な証拠を・・」と仮定しましたが、実際には大変困難な作業になります。理由を挙げればきりがありませんが、最も困難な要因は・・
「夫が奥様の顔を知っている」この一点に尽きます。
GPSを仕掛けて、夫の車がラブホテルに入っていることが推定されたとしても、GPSにはそもそも誤差があります。「車を友達に貸していた」と言い訳し、逆ギレされるかもしれません。
そして最も残念なことは「中途半端な証拠で夫を追及して警戒させてしまう」ことです。
当然のように、暫くの間、夫は怪しまれる行動を控えます。
その結果、夫婦喧嘩をし、協議離婚したとしても、奥様は夫から慰謝料も取れません。不倫相手すら特定できません。とても残念な結果に終わってしまいます。
大事なことは、「怪しいと思った時点で相談する」ことに尽きます。
この時点で奥様が「探偵さん」に調査を依頼したとすれば、探偵さんは大変苦労します。探偵さんが最も嫌な調査対象は「警戒している人物」だからです。また、証拠を押さえるまでに時間と労力を必要とし、結果的に探偵さんの調査費用も多くなってしまいます。
当事務所は名古屋みどり探偵事務所を併設し、相談・調査業務をお受けできます。早急に確実な証拠を掴み、夫と不倫相手に対して「上から目線」で対応しましょう。さらに、調査費用を浮気相手に請求することで、ご自身の負担は実質0円!高額で不明瞭と言われる探偵費用も、名古屋みどり探偵事務所は法務事務所が運営していますので、安心してご利用いただけます。